マルイ錦糸町 シティデンタルクリニック

「シティデンタルに行けば大丈夫。」
”お客様”に選んでもらえるクリニックを目指して

今回は、マルイ錦糸町 シティデンタルクリニック院長 村上翔さんにお話を伺いました。2020年9月にオープンしたばかりのクリニック。感染症対策が一段と求められる医療現場で、クイックハイジンターミナル(以後QHT) をどう活用されているのかお聞きしました。

Q. 入って驚きましたが、一般の歯科医院とつくりが違いますね。

院長 村上翔さん

全室個室のクリニックにこだわりました。
僕自身、器具が落ちる「ガシャーン!」という音にびっくりしたり、他の人の治療している音や声が気になることがありまして。

自分が「嫌だな」と思うものは、全部なくしたクリニックにしようと考えました。
結果的に、感染症対策としても安心してもらえる仕組みになりましたね。

当院では、「患者さん」としてではなく「お客様」として対応することを徹底しています。

院内の様子


お客さんがいかに気持ち良く通えるかにこだわっていますね。

青と白を基調にしたのは、大好きなハワイのイメージです(笑)

Q. QHTを導入しようと考えた経緯は?

感染症の流行する中でのオープンだったので、いかに安心して来ていただけるかを重視しました。
単に「感染症対策しています」と言うだけでは、説得力に欠けますよね。

十分に対策していることを見える形でお伝えしなければ、心からの安心に繋がらないと感じました。
そういった意味でも検温機は絶対に入れたくて。

レセプションの様子

QHTは勧められて導入したものではありますが、良いものはどんどん取り入れていこうという意識は常に持っていますね。
患者さんは、「ハイテクね!」と好意的に受け入れてくださる方が多くて良かったです。

QHTと同じく院内感染を予防するために、医療機関向けの空気浄化装置も設置しました。

空気浄化装置

新型コロナウィルスも含め、99.95%のウィルスや菌、ニオイを除去できます。
また、マイクロスコープや滅菌器などの医療機器は、大学病院レベルの設備を整えています。

安心して治療を受けていただくために、見えないところまでこだわっていますね。

Q. QHTを利用するメリットを教えてください。

従来の検温器ですと、お渡しするときにどうしても濃厚接触してしまいますが、QHTであれば接触せずにすみます。

感染症対策として受付にアクリル板を設置しているので、スタッフが患者さんの方までまわりこんで測る必要がないのは、とても便利ですね。
触らずにすむので、毎回アルコールで拭く手間も省けますし、スタッフにとっても楽です。

レセプションの様子

あとは、検温に時間がかからないこと。
「ホスピタリティ」を大事にしているので、受付やお会計でお待ちいただく時間はなるべく減らすように気を遣っています。

当院の患者さんは年齢層が幅広いので、簡単に使えるのもメリットですかね。
親子でいらっしゃる方やご高齢の方も多いですし。

クリニックの入り口も、階段ではなくスロープを使ったフラットな造りにしています。
ご高齢の方やベビーカーを使っている方のストレスをなくしたくて。
「誰でも簡単」には大事だと思っています。

Q. 病院で「ホスピタリティ」や「お客さん」という言葉を耳にするのは新鮮でした。他に、こだわっている点はありますか?

患者さんが「行きたい」と思った時に対応できるように、年中無休・夜20時半まで診療を受けつけています。
昼休憩の時間にも診療しているので、お昼休みの合間をぬって来院される方もいますね。

予約方法としては、WEB・メール・お電話に加えて、LINEアプリも導入しています。
なるべく手軽に、簡単に通っていただけるように気を遣っていますね。
「急に歯が痛くなった」といった急患には、なるべくすぐ対応できるようにしています。

もう一つは、治療にあたって丁寧に説明することを大切にしています。
例えば、全ての個室にモニターを設置していて、治療前後の歯の写真を見てもらったり、被せ物や詰め物の材料をご相談したりする時に使っています。

大画面で表示できて分かりやすいですし、QRコードで患者さんのスマートフォンにデータで送ることもできるので、お互いに便利です。
「歯医者って何をされているか分からない」という不安なく来ていただきたくて。

IT機器を活用して、分かりやすく便利なクリニックにしたいと考えています。

”お客様”と向き合う村上さん

また、一般的な歯科治療に加えて、インプラントや矯正治療、美容・エイジングケアまで、お口周りの悩みに全て応えられるようにしています。

もちろん保険がきく範囲での治療も丁寧に行っていて、自由診療だけを推進しているというわけではありません。

いわゆる昔の歯医者さんは、どうしても上から話してしまうことも多かったかもしれません。
そういったことがないように、納得して治療していただけるような姿勢を心がけています。

あとは、スタッフを大事にすることですね。
休暇やお給料といった待遇面、技術指導や連携も含めて、「ここで働いて良かった」と思ってもらえるように配慮しています。
いつか落ち着いたら、みんなでハワイにでも行きたいですね(笑)

いろいろ話しましたが、
「患者さんに満足して帰ってもらうために、なんでもやってやろう」
「このクリニックいいな、と羨ましがられるような場所にしたい」というのが全てです!
「シティデンタルクリニックなら、間違えない。」と信頼していただけることを目指しています。

Point
・医療現場でも安心できる性能
・徹底した非接触型のため、感染症対策に有効
・お客様の満足度に貢献(短時間・簡単に使える)

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感染症が流行する中でのオープンと聞いていましたが、既にたくさんの患者さんが来院しているため、スタッフの増員を進めているそうです。 

 「お客さん」を第一に考え安全対策を徹底していること、風通しのいい明るい雰囲気が来院する方の安心に繋がっていると感じました。 

 印象的だったのは、「見えないところまでこだわっている」という言葉。 

例えばバックヤードにある滅菌機器やQHTの細かな性能まで、患者さんは気づかないかもしれません。
しかしそこを妥協せず、本当に良いもの提供するという想い。
徹底的にこだわり抜くプロ意識を、感じさせられました。 

 来年度には、新店舗を出す計画も進んでいるそうです。
よりお客さんに寄り添った新しい形のクリニックが広がっていくことに、思わず期待してしまいました。 

 開院前のお忙しい時間にもかかわらず、快くお答えいただきありがとうございました! 

 

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フリーライター 櫛田真悠子 ]

筆・企画・取材・撮影を担当。 

主にビジネス・教育・旅行・音楽・ライフスタイル分野の記事執筆、インタビュー取材を専門に活動中。